この世の中、毎日あらゆる場所でもめごとが発生しています。
どんなに豊かな国に暮らしていようとも、人びとの争いは絶えない。
原因はなんでしょうか?
アメリカの著名な牧師ジェームズ・ムニハン師の言葉。
「現代社会をむしばんでいる最大の病弊は、人を許す能力の欠如である。」
「人を許すことができないのは、本当の意味で成熟していない証しなのだ。」
と指摘しています。
人を許すためには、、、、
1.相手の幸せを願う習慣をつける。
「私はあの人を許し、あの人の幸せを願う」と唱える。
肯定的な言葉は心に平和をもたらす。
2.相手の長所を見つける。
人はみな、なにかしら長所を持っている。
相手の長所に意識を向ける。
そうすると、敵意は消えていく。
3.相手を許すことを本人に伝える。
人を許せば、自分の寛大さにセルフイメージが上がる。
しかも、相手の尊敬を得ることができるかもしれない。
こんな方法が、紹介されていました。
脳は、自分が発する言葉の人称を選ばない。
人の失敗を願っていると、自分のことと勘違いしてしまうが脳の性質。
自分のことを、非難したり、怒ったり、馬鹿にしていることになってしまう。
過去にこだわらず、他人を許し、幸せを願う人である。
どんな場面であれ、自分一人の力で成功することはないから。
これは、人と人のみならず、国と国の関係でも言えるのかもしれません。