賃貸業界ではお馴染みの「サブリース」。
これは、オーナーが建てたアパートを業者が一括で借り上げ、
空室に関係なくオーナーに一定の家賃を支払う仕組み。
このサブリース絡みでもめているようです。
サブリース大手「レオパレス21」が訴訟を起こされるようです。
「家賃収入は10年間変わらない契約でアパートを建てたのに、6年後に減額された」として、
愛知県の男性が、減額分の支払いを求める訴訟を起こす。
訴状などによると、2階建てアパート(20戸)を建て、サブリース契約を結んだ。
同社は「30年間、賃料は減額しない」と説明。
契約書では「賃料は当初10年間は不変」と明記されたが、
経営難を理由に11年10月に約10万円の減額を求め、
男性はやむなく受け入れた。
同じような減額事案は全国で相次いでいて、
少なくとも100人以上のオーナーが一斉提訴を検討しているという。
思うように入居率が上がらず、オーナーへの支払いを減らし、
トラブルになるケースが相次いでいるという。
それを受けて、国土交通省は昨年9月、
契約時に「将来的に家賃が減る恐れがある」との説明を業者に義務づけたというが、、、
なんのための、家賃保証、サブリースなのかと思ってしまう。
あって、ないのと同じですね。
アパート、マンション建築工事を受注したいが故の、「まやかし」になってはいけない。
賃貸入居率の低下により、業界全体の問題となっていくでしょう。