人の「第一印象」は、大切といいます。
そして、その印象とは、その人の姿形を良くいいます。
でも、最初に発するひと言ふた言の言葉の印象が大きいようです。
例えば、いかつい体でこわもての顔の相手が丁寧に挨拶をし、
腰を低くして接してくれれば、
外見にかかわらず好印象を持たれることでしょう。
その印象で得する人、損する人がいる。
損する人とは、
初対面のとき、自分の立場と相手の立場、同じく肩書などで
対応の態度を決めてしまう人。
こういう人は、自分のほうが立場が上だと判断したようなときには、
横柄な口のきき方をし、人を見下したような態を示す。
はじめから立場や肩書きで相手を侮ると、意外なことから恥をかくことになるもの。
人間は少しでも人より高みに立ちたいものですが、
初対面の相手がどういう人であれ、言葉づかいや態度を変えないというのが望ましい。
実は、これはなかなか修養のいることかもしれません。
自分の方が偉いと思ってしゃべる人は、心の中で相手をさげすんで見ている。
気をつけたいものです。