「勘」とか「第6感」、「ヒラメキ」というと
なんか非科学的でオカルトチックな感じもします。
昔から人間には、予知能力があるとかないとか言われてきました。
この未来を思い通りに予知する能力の正体は、
じつは扁桃核(へんとうかく)の判断によって芽生えた
「否定的な、かもしれない」あるいは
「肯定的な、かもしれない」なのだそうです。
扁桃核が「快」を示したときには、
「できるかも、成功するかも」という「肯定的なかも」が脳内に発生する。
逆に扁桃核が「不快」を示したときには、
「できないかも、失敗するかも」という「否定的なかも」が発生する。
というのです。
この予感の「かも」は、
まだ明確なプラス思考でもマイナス思考でもなく、
あいまいな、ファジーな「感じ」、
実はこのファジーな予感こそが未来を決めるというのです。
もちろん、当たる予感と当たらない予感があるが、
不思議なことに、悪い予感ほど的中すると多くの人は考える。
なぜなら、悪い予感は努力の必要がないから。
一方の良い予感が実現するには、何らかの努力が必要になる。
肯定的な予感や、言葉、感情がいつも普通に出る人は、
何らかの努力をする覚悟を決めているのかもしれません。
何かを改善したりよくするには、必ず具体的な「行動」や「実践」が絶対に必要です。
ただ漠然と思ったり、願ったりするだけで、現状が改革するわけがない。
どんな困難な状況に置かれても、
ウキウキワクワクし続ければ、最後にはとんでもなく大きな夢を実現してしまうらしい。
いつも、肯定的な予感を持てる人でありたいものですね。