NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」話題になっていますね。
時代は、戦国時代から安土桃山時代の話し。
井伊直虎とは、歴史の教科書に出てくるような人物ではないところが、興味が湧きます。
ところで、
徳川家康をはじめ、戦国時代を生き延びた武将たちが、
自分のまわりに置いた側近は、どのような人だったのでしょうか。
剣の名人でもなく、
あるいは槍の名手でもない。
彼らが選んだのは、
今までの戦を九死に一生を得て生き残ってきた「運のいい」人たちだったと言われます。
戦いの技術がすぐれている人ではなく、運が強い人たちを選んだ。
あの松下幸之助さんが、採用の面接をするときに、
「あなたは自分が運のいい人間だと思いますか?」と質問して、
「自分は幸運だ」「ラッキーだ」「ツイてる」と答えた人だけを
採用したというのも有名な話しです。
自分の人生を「運がよかった」と思いますか?
それとも「運が悪かった」と思いますか?
「運がよかった」と言った人は、過去形で「運がよかった人」になる。
「運が悪かった」と言った人は、過去形で「運が悪かった人」になる。
「運がよい」と思っていたら、現在から未来にかけて「運がよい」人になる。
「運が悪い」と思っていたら、現在から未来にかけて「運が悪い」人になる。
つまり、運のよしあしは全部、自分が決めているらしい。
運をよくしたければ、「自分は運がいい」と言うこと。
その瞬間から、運がよくなっていくみたいですよ。
「運がいい」と言えば、
今がたとえどんなに厳しい状況であっても、
その中から、運がいいことを見つけ出せるのでしょう。