一卵性双生児の双子の兄弟がいました。
遺伝子は当然同じ。
育った環境も一緒、同じでした。
しかし、片方は路上生活者になり、もう片方は大金持ちになりました。
その違いは、何から生まれた興味深いところです。
路上生活者の方に、「なぜそのような生活をしているか?」質問すると、
「親父が大酒飲みだったため、自分もお酒で人生が狂った」
と答えました。
もう片方の大金持ちに同じ質問をしました。
「親父が大酒飲みだったため、自分は親父みたいになりたくないと頑張った」
と答えました。
「親父が大酒飲みだったため」ここまで一緒同じです。
違いは、同じ出来事、状況のとらえ方、考え方。
運の良い人とは、良い出来事ばかり起こる人ではありません。
叱られて、「なにくそ!負けるものか!」と頑張る人もいれば、
ふてくされて相手を恨む人もいる。
どちらを選択するのも自由。
でも、どちらを選択するほうが得なのか。
起こった事象をプラスに変えることができる人が「運が良い人」。
起こった事象に対し、良いこと、悪いことと判断しても意味がない。
自分にふりかかったすべての事象について、
自分にとって必要だから起こったと考える。
何が起こっても、
「自分の責任があるとしたら」
「必要だから起こった」と考える癖をつけるといいかもしれませんね。