27日にある研究論文が発表されたそうです。
その内容はというと
人間は大きくて強力な脳を発達させることができた可能性が高いと
その原因は?
現在、手軽に食べられるおやつ、果物のおかげだそうです。
果物を食べることが、
より大型の脳を成長させるのに必要なエネルギーとなったというのです。
より大型の脳は、複雑な社会の中で生き、
繁殖する必要があったために発達したのだという説が、1990年代半ばから主流。
今回の結果はこの説を覆すものに。
果物を食べる霊長類は、
葉を主食とする霊長類よりも約25%大きな脳を持っているという。
複雑な社会の中で生き抜くという状況は、
知能を高めることにつながった可能性はあるかもしれない。
霊長類の社会生活の複雑さと脳の大脳皮質の大きさとの間には
何の関係性もないらしい。
脳の大きさと強く相関していたのは、果物を食べることだった。
果物などの食物は、葉などの栄養源よりも豊富なエネルギーを含んでいるため、
より大きな脳を発達させるのに必要な余剰エネルギーを生み出す。
脳は大きいほど、脳の機能を保つのにより多量のエネルギーを必要とする。
人間の脳は体重の2%なのに、全エネルギーの25%を消費しているという。
フルーツは、あまり食べないのですが、食べたほうが良さそうですね。