こんな詩があるそうです。
「生きているということは、誰かに借りをつくること
生きているということは、その借りを返していくこと
誰かに借りたら、誰かに返そう
誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう
誰かと手をつなぐことは、その温もりを忘れないでいること
巡り合い、愛し合い、やがて別れのその時、悔いのないように今日を明日を生きよう
人は一人では生きてゆけないから
誰でも一人では歩いてゆけないから」
どんな人も、人は赤ちゃんのとき、
母親に世話をしてもらったから大きくなることができた。
「おむつをかえてもらった」、「お乳をもらった」、「着替えさせてもらった」、
「抱っこしてもらった」、「熱のあるとき必死になって看病くれた」…。
つまり、借りをつくった。
その後の、幼稚園、小学校、中学、高校も多くの人が、親の世話になった。
仕事も家庭も同じで、誰かのご縁とお世話があったから、今がある。
人の世話になって生まれて育ち、人の世話になって死ぬ。
生きている間は、そのご恩返しをしていく。
ご恩返し、借りを返すとは、
人様に喜んでいただくこと、お役に立つこと。
お借りたご恩を、少しずつでも返してゆきたいものです。
「生きているということは、誰かに借りをつくること」
「悔いのないように今日を明日を生きよう」