ルーブル美術館の中で、
なぜあの『モナ・リザ』にだけ大勢の人が群がっているのか…。
『モナ・リザ』は、かつてはほとんど世に知られていなかったという。
一躍有名になったのは、1911年の窃盗事件から。
ルーブル美術館で維持管理作業をしていた人間が、
ある晩、「モナ・リザ」を隠し持って、姿を消した。
そして、この盗難事件は広く報道された。
2年後、フィレンツェの美術館に絵を売ろうとしたその人間が逮捕されて解決。
またまた世界中の新聞がこの事件を取り上げ、
『モナ・リザ』は世界に有名な最初の美術品となったという。
ちょっとしためぐり合わせのようなできごとが、
のちに大きな影響をおよぼすことも多いのかもしれない。
近年の研究で明らかになったこと
偶然のできごとや環境という、
個人の資質や欠点とはまったく関係無いのものが、人生を左右するという。
人生は運や偶然がほとんどだから、
まったく努力などしなくてもいい、ということではない。
ただ言えることそれは、
幸運や不運は、生まれた国や時代、
あるいはまわりの環境がかなりの比率で関係しているということ。
わたしたちは、この時代に、しかも、日本に生まれただけでも運がいいのでしょう。
運がいいと思っている人は、今与えられている幸運に気づける人。
偶然、ラッキーや今ある幸せに気づき、それに感謝する人には運が寄ってくる。
愚痴や文句には、運は逃げていくかもしれません。
偶然、ラッキーや今ある幸せに気づきける人でありたいものです。