警察庁が無人運転車の公道実証実験の許可基準を正式に決定したそうです。
無人運転車とは、ドライバーが乗車せず遠隔制御で走行する。
この許可基準では、遠隔操作する人は無人運転車1台につき1人に限定。
操作者が映像や音で車両の周囲や走行方向を把握。
通信に異常が確認された場合には自動で安全停止できなければならない。
許可申請後、警察官らが乗車するなどして、システムが正常に作動し、
車を制御できるか確認するという。
実験では無人の車両が公道で一般車と一緒に走行するため、
道路交通法の道路使用許可を受ける必要がある。
実験を行う地域を管轄する警察署に申請。
審査の上、署長が許可を出す。
遠隔操作する人は運転免許が必要で、ドライバーと同じ法的義務と責任を負う。
万が一事故があれば遠隔操作者の責任。
違反もそうかな?!
政府は2020年東京五輪・パラリンピックまでに
無人自動車による移動サービス実現を目指しています。
公道実験の基準がはっきりしたことで、
これからさらに自動車メーカーなどの開発競争が進みそうですね。
完全無人の自動運転ではないのですね。
まあ、夢の世界がどんどん現実化していきます。