「土の中の水道管 高いビルの下の下水 大事なものは表に出ない」
「花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根は見えねんだなあ」
両方とも有名な書家、詩人の「相田みつを」さんの詩。
私たちはつい、きれいな花だけを見てしまい、
それを支えている根のことを忘れてしまいがちということ。
花でも、木でも、そして人間も、根がしっかりしていなければ、
しっかりと、どっしり生きることはできないもの。
人間にとっての根とは?
それは
「笑顔」「礼儀作法」「あいさつ」「感謝の心」「思いやり」などとともに、
「弱者への共感」「卑怯なことを憎む心」「惻隠(そくいん)の情」などがあるらしい。
そして
「弱者への共感」とは、
弱い者いじめをしないことや分け隔てがないこと。
「惻隠の情」とは、
相手の心、気持ちを深く理解することができること。
ことに、「あいさつ」は大切ですね。
目立たない仕事をしている人へのあいさつも忘れてはいけない。
「おかげさま」、「ありがとう」の気持ちで
日々過ごすことを忘れないようにしたいものです。