アメリカの心理学博士が提唱した
「自尊心の3大欲求」
それは「自己重要感」「自己有能感」「自己好感」という3つの欲求。
それぞれはどういうことか?
まず、「自己重要感」。
これは「自分を大事な存在として認めてほしい」という欲求。
「ありがとう」と言われたときに満たされる。
次に、「自己有能感」。
「的確な意思決定と行動ができるようになりたい」という欲求。
「すごいね」「成長したね」と言われたときに満たされる。
最後に、「自己好感」。
こちらは「人に好かれたい」という欲求。
「好きだよ」などと言われたときに満たされる。
この3大欲求は、「ほめ言葉」によって、満たされるわけです。
それは、その人を肯定する言葉だから。
先日のメールで紹介した障害者雇用率70%に達する日本理化学工業株式会社。
その会長の大山泰弘氏によると
【人間の究極の幸せは4つ】
1つ目は愛されること
2つ目が褒められること
3つ目が人の役に立つこと
4つ目が人に必要とされること
この4つは、「自己重要感」「自己有能感」「自己好感」という人間の3つの欲求と同じ。
褒めてあげる時に大切なのは、
「結果」をほめるのではなく、
「行動や努力」、そして「人間性」をほめることだという。
例えば、子どもがテストで100点を取ってきたとき…
「100点を取って、えらいね」
ではなく、
「あのとき、テレビを見たいのをガマンしていたよね」
「いつもより早起きしてお勉強していたよね」
子供、家族へ「ほめ言葉」を。