こんな実験結果。
サルに合図を出してエサを与えるということを繰り返す。
すると「合図があればエサをもらえる」とエサが当然となり
快楽を生み出す「ドーパミンニューロン」が
合図音に反応しなくなるそうです。
そこで次に
合図音が鳴ってもエサを与えない、もらえない状況を作り出すと
このドーパミンニューロンは働き出し、
もらえるのか、もらえないのか分からない、
確率が半々の50%の時に最大の働きを見せるそうです。
合図音が鳴る→エサがもらえる
というマンネリ化した状況では
サルの快楽ニューロンも反応しないということ。
この「ドーパミンニューロン」は
人間の脳においても、
集中力ややる気を維持するのに重要な働きをしているそうです。
ということは、
日々の生活、風景、仕事、など
マンネリ化してしまったり、
当たり前になってしまっていることがあれば
それは脳にとって良くない環境になってしまっているということ。
不確実な要素がある方が、脳というのは活性化しているのですね。
食べたことのない料理を、注文して食べてみる。
行ったことのない場所へ行ってみる。
体験したことのないことにチャレンジしてみる。
そんなことも、大切なんですね。