オバマ前アメリカ大統領の話。
去年のこと、演説中にオバマ前大統領に抗議する人への対応がカッコイイ。
演説中、
トランプ支持者の一人の男性がプラカードを掲げて立ち上がり、オバマ氏に抗議した。
会場にいたオバマ支持者ら、クリントン支持者らが、この男に猛烈なブーイング。
ブーイング鳴り止まず。会場騒然。
ところがオバマ氏は聴衆を1分以上かけて懸命に静めたという。
「やめろ。やめろ。話を聞け。みんな静かに!」
ようやく静かになった聴衆に
「この男性は自分の支持する人をアピールしているだけ。
なーんにもしちゃいない。心配するな。
一つ、この国には言論の自由がある。
二つ、彼は、この国のために軍務についた人のようでもある。そこには敬意を。
三つ、ご老人である。それにも敬意が必要。
四つ、ブーイングはやめよう。投票だ!」
先の都議会議員選挙のおり秋葉原で街頭演説をした安倍首相。
安倍首相に抗議する人たちに「こんな人たちに負けるわけにいかない」発言。
政治家としての器の違い。
そして日本とアメリカの民主主義の違いを感じます。
この一件を東京新聞の女性記者が菅官房長官に質問して話題になりましたね。
「『「こんな人たちに負けるわけにいかない』。
有権者をある意味、軽視しているかのような発言とも思えるんですけど、
このような発言自体に問題があるとはお思いになりませんか?」
菅官房長官の答え「全くあると思いません。」
さらに記者が「その理由をお聞かせください」
それに対し菅官房長官「ないからです。発言は自由です。」
「発言は自由です。」
だったら、、、、