夫婦だけでやっているラーメン店に入ったとき、
その主人が奥さんに対して文句を言って、
ブスーッとしている場面に遭遇したことがあります。
待っている間も食事をしている間も、なんだか嫌な気分になり、
それだけで食事も美味しくなくなってしまった。
反対に、同じように夫婦だけでやっているお店でも、
ご主人が、奥さんに対して
「これをお願いします」「はいかしこまりました」「ありがとうございます」と、
とても丁寧な、気持ち良いやりとりをしているお店に入ったこともあります。
夫婦とは言え「親しき中にも礼儀あり」。
お互いに敬意をもった丁寧なやりとりができるのは、
そこに「感謝の気持ち」があるからかもしれません。
「感謝の気持ち」が充満している店には、
きっとスタッフの間だけでなく、料理にも、お皿にも、調理道具にも、カウンターにも、
「ありがとう」という感謝の波動が宿っているはずです。
そして、お客様はその波動を一瞬にして感じ取ってしまうでしょう。
それは、いい波動に限らず、悪い波動も。
店員さんたちが笑顔で「ありがとう」を言い合っている店の方が
お客さんが気持ち良いことは、間違いない。
ということは、商品もよく売れるでしょう。
その商品を買った人にも、喜びが伝わっていくでしょう。
きっと「ありがとう」には目に見えない感染力がある。
良い波動を送り出す。