せっかちな人でも、年をとるにつれて、
自然にゆっくり力が身について、ゆうゆうと生きてゆけるようになるのか?
答えは、そうではないようです。
ほうっておけば、人は年をとるにつれて「せっかち」に拍車がかかり、
ますますせっかちになっていくものらしい。
がんこな人には、同じことが起こる。
年をとるにつれて、がんこに拍車がかかっていき、
「あんな、がんこなじいさんはいない」といわれるようになる。
意地悪な人も同じ。
人の性格は、年をとるにつれて、もともとの性格が強く出てきて、
極端になっていくものなのだそうだ。
歳をとることにより
血管が硬くなるように、頭も硬くなって、思考に柔軟性がなくなるのだろう。
そこで頭の硬直化を予防する柔軟体操のひとつは、
「楽しいこと」への好奇心を旺盛にしておくことなんですって。
子供のころを思い出してください。
明日は遠足だという前の日の「わくわくする気持ち」を。
わくわくが心を揉みほぐす。
心のいい運動となって、脳の硬直化を防ぐ。
「一怒一老」という、「怒り」は老化を加速させる。
ぶつぶつと怒ったり、グチや不平不満、文句などを言ってばかりいる人は、
いつも不機嫌だ。
反対に、好奇心旺盛で、楽しみを見つけるのが上手な人は、いつも上機嫌。
いつも不機嫌な人は、老いるのが加速する。
いつも上機嫌な人は、いつまでも若さを保つ。
どんなときも、「楽しいこと」への好奇心が旺盛な人でありたいものです。