セブン‐イレブンは商品の配置を大幅に見直した
新レイアウト店舗をすでに全国約300店で導入している。
もはや生鮮食品のないスーパーマーケットという感じらしい。
2017年度内に新店の1100店を、
既存店の800店を新レイアウトにする予定という。
2021年までに国内店舗の約半分となる1万店以上を
新レイアウト店舗にする計画だという。
はたして、その店舗はどのようなものか?
まず大きな違いは
従来のレイアウトでは入ってすぐの左手か右手にあったレジカウンターがフロア奥に配置され、入り口のほうを向いていること。
これはセルフ式コーヒーなどカウンターで販売している商品が増えていて、カウンターを横長にして有効スペースを増やすことが目的という。
カウンターは全長約9.9メートルと
従来6.8メートルの約1.5倍も。
さらに、大きな特徴は冷凍食品などの「中食」を強化していること。
女性と50代以上の顧客の比率が高まっていて、
そうした層を中心に冷凍食品やカウンター商品などの中食関連商品へのニーズが高まっているのだそうです。
特に冷凍食品は販売スペースが従来の2倍。
取り扱いアイテム数も約80と旧レイアウトより約30アイテム増加。
さらに、
洗剤やシャンプー、トイレットペーパーなど購買頻度の高い日用品の大容量タイプもラインナップ。
今年4月に日用品61品目の値下げを実施したし。
スーパーマーケット化の傾向が強まっていくのでしょう。
増加があれば
一方、棚の数を減らしてコンパクトになったのが、雑誌売り場。
窓際に設置されたイートインコーナーはカウンターのみで、
1席ごとにパーテーションを設けているという。
セブンイレブンをのぞくと社会、世相がわかりますね。
ドラッグストア、スーパーも戦々恐々でしょう。