これだけ科学が進んでも人間は、生命をゼロから作り出すことはできない。
大腸菌ひとつさえ、つくり出すことはできない。
人間の肉体などは全くの論外。
細部にわたりきめこまかくできている肉体は、
神様からの贈り物と考えるのが妥当かもしれない。
この世界で神様と呼ばれている存在は、
例えると、肉体という「貸衣装」のレンタル会社の社長とも考えられる。
私たちの魂は、肉体という衣を着ているにすぎない。
自分の肉体は自分のもの、と思っている人は多いはず。
自分のもの、と思う人は、乱暴だったり、ぞんざいに扱ったりする。
もし、神様からお借りしているのだ、と思うなら粗末に扱うことはできない。
借りて住んでいる家でさえ、出ていくときは、部屋をよごしたり、傷つけたりしたら
修復を要求されるのだから。
お借りしている我々の肉体も同じ。
酒、タバコ、暴飲暴食ということだけでなく、
肉体を一番傷つけるのは、我々が日頃使う言葉らしい。
不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言い続けて
『貸衣装』をボロボロにしてしまったと思う人は、
これから、肯定的な言葉や「ありがとう」という言葉をたくさん言ってみるといい。
「ありがとう」を言うことで、この衣装は修復されるらしい。
「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」は、人に言っているつもりでも、
実は自分が一番影響を受ける。
なぜなら、自分が一番聞いているからだそうです。
神様からお借りしている自分の体を大切にしたいものです。