「過去は変えられないが、未来は変えられる」は、よく言われること。
その反対の「過去は変えられるが、未来は変えられない」と言う人もいる。
見方一つ、考え方一つで、過去は変えられるということらしい。
例えば
過去に起きた出来事が「不幸だった」「つらい経験だった」と思えばそうなるし、
あのおかげで「自分は成長した」「今の自分がある」「だからすべてがよかった」
と思えばそうなる。
つまり、起きた事実は変えられないが、解釈は変えられる。
「幸福は、不幸の顔をしてあらわれる」とも言われる。
何かが起きたその時は、「嫌なことが起きてしまった」と一瞬思うこともあるでしょう。
しかし、
少し時間がたってみて考えると
「あのことが幸せを運んでくれたんだ」と思えることも多いかもしれません。
「不幸」があらわれたときに、
文句や不平不満、グチ、泣き言を言ってしまうと、後から「幸福」はあらわれない。
口から発した言葉は現実化するから。
つまり、文句や不平不満、グチ、泣き言をいえば言うほど、
もっと言いたくなるような現象があらわれる。
そのように考えるからそうなる。
嫌なことがあったとき、はじめに「ありがとう」と言ってから言葉を続けると、
後の言葉はすべてポジティブに変わってくる。
その悪い循環を断ち切る言葉はたった一つ、「ありがとう」らしい。
物事には、必ず2面性があるから、裏と表。