ニューヨークで開かれている国連総会。
トランプ大統領の一般討論演説、安部首相の一般討論演説。
もっとも懸案となっている北朝鮮の話題。
トランプ米大統領は、北朝鮮の「完全に破壊」せざるを得なくなる可能性を述べました。
安部首相は約16分間の演説の8割以上を北朝鮮問題に使いました。
「必要なのは対話ではなく圧力だ」と強調。
その北朝鮮は外相の一般討論演説は22日に予定されているそうです。
今回も国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案採択を批判し、
北朝鮮の核武装の必要性と核能力を強調するでしょう。
国連安保理が北朝鮮への新たな制裁を決めて間もないのですが、
韓国は21日、WFP=国連世界食糧計画などの国際機構を通して、
北朝鮮に800万ドル、およそ9億円を支援することを決めたそうです。
妊婦や児童を対象とした栄養支援などに使われることになっているという。
「弱者の劣悪な状況を考慮した」と説明。
国際社会の圧力を緩めかねない恐れがあるということで、
韓国内でも物議を醸しているようです。
非常に悩ましいところですね。
制裁と北朝鮮の住民に対する人道支援は分けて対処するということも、
わからなくもない。
ただ、そんな甘いことを言っている状況なのか?
難しい問題です。
ドイツのメルケル首相が言うように、
北朝鮮問題は外交手段のみで解決できることを願い