話していて、「気持ちのいい人だな」、「感じのいい人だな」という人がいる。
反対に、
「とげのある話し方だな」「感じ悪いなぁ、あまり話したくないな」
と思う人もいるのでは。
言葉は、「言い方」や「使い方」次第で、
刃物のように相手を傷付けもするし、温かく癒すこともできます。
「言い方」と「自律神経」はつながっている。
自律神経のバランスによって「言い方」は変わってきる。
逆に、「言い方」によって自律神経のバランスも変わってくるという。
この2つはループのようにつながって、
お互いに作用し合っているというのです。
たとえば、急な仕事を頼まれた時、
「了解です!」
とハキハキと感じのよい言い方をした場合と、
「はい、わかりました…」
と、ボソボソとネガティブな言い方をした場合とでは、
体の中の細胞の働き方が変わってくるという。
前者の言い方の場合は、
自律神経のバランスが整い、脳をはじめとする全身の細胞に酸素と栄養が行きわたる。
そのため頭が冴えて仕事のパフォーマンスが高まる。
いっぽう、後者の言い方の場合は酸素と栄養が不足するため、
脳や体のパフォーマンスが下がる。
当然、仕事の処理能力も落ちる。
人は言葉を発する時、喜び、妬みや自尊心、怒り、悲しみ、
など言葉の裏にさまざまな感情があるわけです。
ゆっくり話すと、言葉が感情に左右されなくなるそうです。
負の感情が、出そうになったら心がけてみたいと思います。