船井総合研究所
『新入社員への五つの「クセづけ」』というものがあるそうです。
どんな内容かというと
① 約束を守る
② 自主的にやる
③ 逃げない
④ 自慢しない
⑤ 人の足を引っ張らない
この船井流の「クセづけ」
そのために大事なことは、
「自分に起きることは、よいことも悪いこともすべて必然、必要である」と
考えて他人に責任転嫁せず、事態を受け入れて、自己責任のもとで行う、ということ。
これらを身につけることを、「躾」と呼んでいるという。
これこそが、人づくりの原点だという。
たんなる人材でなく、人財を育てるためにはどうしたらいいか。
大きく三つの段階に分けられる。
まず、
第一段階は「プラス勘定の人間にする」こと。
学び好き、働き好きで、プラス発想グセのついたプラス勘定の人間。
第二段階は、「人間性を高める」こと。
これには、「与え好きの人間にする」のがもっとも効果的らしい。
もらうよりも与えることに喜びを感じる利他的な考えをもてるようにする。
第三段階は、「独自固有の長所を伸ばして天才にする」こと。
人はだれでもそれぞれの長所というものがある。
それを見つけて、認め、ほめ、伸ばしてあげる。
すると、その人は自己のもてる能力を最大限に発揮できる人になる。
人材から、人財になっていく。