知っている人も多い言葉
「先憂後楽」(せんゆうこうらく)という言葉は、
中国の「岳陽楼記」の中にあるそうです。
人々より先に天下国家のことを心配し、
人々が楽しんだ後で自分が楽しむ、
という政治を行うものに対する心構えを説いたものだそうです。
また、先に苦労をしておけば、
後々、楽しむことができる意味もある。
人々を先に楽しませ、
自分の楽しみは後回しにするということができなければ、
人の上に立つことはできない。
そこには、「無私」という私心がないことが必要なのだそう。
俺が俺が、
という「我、エゴ」が出てしまうような「利己心の強い人」は
無私の心にはなれない。
私心を去ることができれば、公を大事にすることができる。
東京と岡山にある庭園「後楽園」の語源になっているそうです。
岡山にも「後楽園」というところがあるのですね。
http://okayama-korakuen.jp/
私は「先憂同楽」
人々が楽しんいるときに一緒に自分も楽しむ、
また、先に苦労をしつつも、
同時に楽しむことができるといいな
と思ってしまいます。