筑波大学名誉教授の村上和雄氏によると
『自分の体は自分のものだと思っているかもしれませんが、
実は私たちの体はすべて借りもの、
要するに“レンタル”なのです。
レンタルですので、期限が来れば返さねばなりません。
これが「死ぬ」ということです』
体の
貸主は神さま。
借主は魂。
体は無料でお借りしているもの。
どんなに地位や名声があろうと、
豪華な家屋敷や、たくさんのお金があったとしても、
死んであの世に行くときはそれを持って行くことはできない。
どんなに美人であろうと、
鍛え抜かれた体であろうと、
あの世へ自分の体は持ってはいけない。
体も、豪華な家屋敷も、お金もすべて、この世にいる一瞬の間のレンタルもの。
仕事など自分の道具を丁寧に扱い、
まるで生きているもののように感謝の念を捧げる人は、道具から応援される。
これは、体も同じ。
体に感謝して大切にすれば、体も応援してくれる。
感謝のエネルギーは想像を超えて作用するらしいのです。
体はもちろん身の回りのものに感謝したい。