結果は「不運」でも、すべてに自分が得るものはたしかにあるはず。
そのことに気がつける人は、幸せ探しの上手な人。
身のまわりに幸せ感を見つけやすい人。
「いいこともあったんだ」という考え方。
悪いことの中にも「いいことがあった」と思える人は、
どういう経験をしてもそれを自分にプラスと考えることができるはず。
どんなに失敗だらけの日々が続いても、
そのことで自分が後退してしまったとは思わない。
実際、ビジネスで大きな成功を収めるような人でも、
不運続きの時代や不遇な日々がかならずあるもの。
新しい事業に手を出しては立て続けに失敗したり、
サラリーマンの場合にも系列会社や採算の取れない部門に回されて、
挫折感を味わったり。
しかし彼らは、
どんなに失敗や挫折感を味わっても、
その中には「いいこともあった」と受け止める。
事業には失敗しても、つぎの成功につながるヒントが見つけたり。
サラリーマン不遇の時代にも、
エリートコースにいては経験できない実務、
コストの無駄を学んだり。
不遇な時代を経験したから、部下の気持ちがつかめるようになった…とか。
そういったことがすべて、
自分にとってのプラス材料と思える人が、
どんな逆境にあっても前向きな気持ちを失わずにやっていける。
悪いことの中にも「いいことがあった」と思える人でありたい。