転職活動する銀行員の人が急増しているそうです。
人材サービス大手のリクルートキャリアに転職希望者として
新たに登録した銀行員数は、
2017年度4~9月の上期に前年同期比で約3割増加し、
その後も増え続ける勢いというのです。
なぜ、こうしたことが起こっているのか?
その背景には、
超低金利に伴う銀行の収益悪化などで、
人員削減、リストラへの不安が高まっていることがあるらしい。
同社の集計によると、
大手行と信託銀行、地方銀行などからの登録者数は
16年度上期に前年同期比29・9%増加。
17年度上期もさらに同29%増加。
昨年秋あたりから、
メガバンクの各行が大規模な人員削減策を公表すると、
将来のリストラ不安から転職希望者が殺到するようになったという。
政府の労働力調査によると、
16年の転職者数は306万人で前年より3%弱増えた。
銀行員の転職希望者の増加率は約30%だから、
それを大きく上回る水準ですね。
今後、
仮想通貨、AI、クラウドファンディングなどが進み、
銀行自体の存在も危うくなるのでしょう。
ものすごいスピードで、世の中が変わっていきますね。