2017年の1年間に大阪府内を訪れた訪日外国人が、
初めて1000万人を超えたそうです。
要因は、
関西国際空港を発着する格安航空会社LCCの増便、
円安傾向。
中国、韓国を中心とする東アジア各国で、高い人気が続いているらしいのです。
統計を始めた2011は約157万人。
3年後の2014年に約374万人。
翌2015年には約716万人と倍増。
2016年は約940万人に達したという。
そして2017年はそれを上回る高水準で推移したわけです。
大阪観光局によると、
リピーターの増加もあり、全体の約7割は中国や韓国、台湾、香港から。
タイやマレーシア、ベトナムからの観光客も伸びるなど、
アジア広域へと拡大を見せている。
急増する訪日外国人に対応する動きが裏では加速しているようです。
多言語で対応するコールセンター「大阪コールセンター」を開設。
観光局提供の無料Wi-Fiのトップ画面から接続できるように。
英語と中国語、韓国語で24時間、365日、医療に関する相談を受け付け、
約900件の病院を案内する体制を整備。
梅田周辺で、道案内表示の英語表記の統一に向けた取り組みをスタート。
防災面では、観光業者向けに、災害発生から帰国までに必要な支援マニュアル案を策定。
こんな外国人に優しい「OSAKA」の取り組みが続いていることも原因かもしれません。