私たちの周りで起きているすべての出来事、
人生のあらゆる出来事に、
重要なこと・重要ではないこと
大きいこと・小さなこと
の区別は、実はないのかもしれません。
何らかの出来事について、
そのときは、小さいこと、些細なことと思っていても、
それがなければ、今の自分はなかった、ということがあったら、
実は大きいことかもしれません。
区別は、つけられない。
「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」という中国の故事。
幸福だと思ったことが実は災いだったり、
災いだと思ったことが実は幸福だったりする。
人生の幸不幸は予測ができない。
だからこそ、様々なできごとに、一喜一憂してはいけないということ。
運は人が運んでくる。
「人は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず一瞬遅すぎない時に」
哲学者森信三先生の言葉。
縁は絶妙なタイミングで私たちにやってくる。
ただし、その縁を大事にできるかどうかが問題。
人生で最も大事なのは、今、目の前にいる人。
今、目の前にいる人を大事にすることが、未来をつくっていく。
人生は、その繰り返し。
今、目の前にいる人を大事にする人でありたいものです。