年配になればなるほど
「誕生日おめでとう」と言われて、
「別におめでたくもない」とか
「またひとつ年をとっただけでうれしくない」とか、
その思う人もいるかもしれません。
でも、誕生祝いの本当の意味を知ったら、
感じ方が変わってくるのかもしれません。
誕生祝いのほんとうの意味とは、
「あなたがこの世に生まれてくれて、ありがとう」ということらしい。
「あなたがいてくれたおかげで、どれほど幸せで、楽しく、豊かな時間を過ごすことができたかわからない。この時代に共に生きていてくれて、ありがとう」ということ。
つまり、誕生祝いは“感謝”。
それを知ったら、
いくら照れがあったとしても「別にうれしくない」とか
「誕生日なんて祝ってもらわなくてもいい」などとは思わなくなるのでないでしょうか。
「あなたがこの世に生まれてくれて、ありがとう」と言われて、
うれしくない人などいないでしょうから。
自分の存在を認められた時ほどうれしいことはない。
誕生祝をしてくれたら、上機嫌で「ありがとう」とその感謝の気持ちを受け取る。
「いくつになっても誕生祝いはうれしい」という人には魅力がある。
「誕生祝」の何気ないひと言は、
生き方について考えさせてくれる深い言葉なのかもしれません。