高騰が続く新築マンション。
東京都区部での平均価格は2017年に7000万円を突破したという。
お隣の神奈川県でも上昇が続く。
このためマンション購入希望者が、
戸建ての購入も検討するという妙な状況が続くという。
戸建ての方が高いのでは?!
その潮流に乗って成長を遂げているのが「東京に、家を持とう。」
のキャッチフレーズで一躍、知名度を上げたオープンハウス。
テレビの宣伝で「オペンホーセ」見かけます。
オープンハウスの建売価格は土地付きで平均4400万円。
成長の理由は、
これまで首都圏の通勤圏内で戸建てを持つのは不可能と思っていた、
年収500万円程度の平均的な会社員をターゲットにしたこと。
同社は大手ハウスメーカーも敬遠する値段のつきにくい、
いびつな三角形状のような土地でも積極的に購入。
中途半端な大きさの土地も、
独自のノウハウで3分割や4分割することで、戸当たり単価を抑制。
狭小地に安価な木造3階建て、3LDKの戸建てを供給してきた。
通勤に30分以上はかけたくない。
日中は家にいないので日当たりは関係ないし、庭もいらない。
だが、マンションに住んで階上・階下の住人に気を遣いたくない……。
大都市圏でこういう若年層のニーズをとらえた、
オープンハウスの快進撃はまだまだ続きそうだ。