オリンポスの神々が集まり、
「幸せになる秘訣をどこに隠したら、人間がそれを見つけた時にもっとも感謝するか」
を話し合った。
「高い山の上がいい」「いや、深い海の底だ」「それよりも地中深く埋めるのがいい」
と議論百出。
すると、
一人の神が「人間の心の奥深いところに隠すのが一番だ」と言い、
全員がその意見に賛成した、という話。
幸せの秘訣は人間の心の奥深くにある。
自分の花を咲かせる秘訣は心の中にある、ということ!?
どうすればその秘訣に気づき、自分の花を咲かせることができるのか?
まず、自らの命に目覚めること。
自分がここにいるのは両親がいたから、
その両親にもそれぞれ両親があり、それが続いて、いま自分はここにいる。
どこかで組み合わせが変わっていたら、
あるいは途絶えていたら、自分はここにはいない。
自分の命は自分だけのものではない。
すべては与えられたものだ。
その自覚こそ、自分の花を咲かせる大地になる。
次に大事なのは「一つ事」を見つけること。
この一事をもって人生に立っていく。
あるいはいま携わっている仕事をもって自分の一つ事にする。
そう決意すること。
第三に大事なのは、
その一つ事に本気になることなんですって。