最近多くの「引き寄せの法則」系の本が出ている。
幸せを引き寄せるには、自分だけでなく周りの人たちも同時に、
幸せな気分にしてあげることも大切のようです。
自分だけ幸せを引き寄せようとしていたのでは、
結局、自分も幸せになれない。
この引き寄せの法則は、「相手に花を持たせる」という考え方がポイントらしい。
「相手に花を持たせる」とは、その人を立てて功をゆずったり、
人に名誉や手柄を譲ったり、相手に恥をかかせなかったりすること。
何か議論になってしまったようなとき、
あえて反論せず、「そうですね」と言って引き下がるようなこと。
ムキになってやり合えば、ケンカになってしまい、関係も悪くなる。
正しさを競って、相手をやり込めることができたとしても、何の得もない。
サッとよけること。
人としての器の大きさが問われるわけですね。
人と話をしていて、自分の方が多くしゃべってしまう、というのも同じ。
人の話をじっと黙って聞いている、出しゃばらない、
静かに控えている、ということは人間関係にとって、時に、とても大事なこと。
その人を立てて功をゆずること。
そうすることにより、相手をよろこばせ、感謝される。
そのことによって、相手も自分自身も、幸せを引き寄せることができる。