「ありがとう(有り難う)」の反対は、「当たり前」。
人はとかく今ある幸せに慣れてしまって、
それを当然だとか、当たり前だとか思ってしまう。
「ありがとう」とは、有ることが難い、
この世に存在することがまれであるということ。
「忙しい」ことは、
ヒマで仕方がない、仕事がまったくない人から比べたら、天国のようなこと。
その忙しい状態に慣れてしまうと、つい文句が出てくる。
起業した会社の10年後の生存率は10%を切っていると言われる中、
本当は、「忙しい」ことは、稀なこと、奇跡のようなことなのかもしれません。
感謝こそすれ、文句をいうなどはとんでもないということ。
カガミの法則のように、
文句を言えば、文句を言ったことが、そっくりそのまま返ってくる。
「忙しくて、やってられないよ」と言えば
「やってられない」状況がそのうちやってくる。
多くの人は、今ある幸せに感謝することを忘れている。
病気になったり、ケガをして動けなくなったり、
仕事が暇になったりしたときに、はじめて、
今ある健康や、仕事があること、家族の助けなどの「有り難さ」に気づく。
今の当たり前を、じっくり味わってみるといいかもしれませんね。