今話題は、西日本に大きな被害をもたらした豪雨。
台風でもなく、ただの雨でこれだけの被害が出たこと記憶にないかもしれません。
7月10日現在、死者159名、行方不明56名に上り、
今も必死の救命、捜索活動が続けられているわけです。
全国に支援の輪が広がっています。
物資が大量に送られてきた倉敷市。
ただ、救援物資があふれる倉敷市からは悲鳴があがっているという。
どういうことか?
残念なことに被災地のニーズに合わないケースも多々あるのだそうです。
猛暑の時期に着られない秋冬物の洋服が送られてきたり、
人手が足りず仕分けができないので
避難所のスペースを狭めるだけになってしまったり。
こうした状況に、倉敷市は10日、
支援物資の受け入れを一時的に休止すると発表。
また、個人がたくさんの支援物資を路上に置いていき、
「自衛隊の通行の邪魔になるのでやめてほしい」というようなツイートまで。
こうした動きに対して、ネットでは「善意を無にするのか」
といったクレームの声があがったり、
「千羽鶴は迷惑か否か!?」なんていう議論が起きたりする始末というのです。
もちろん、
多くの人は真剣に心配したうえで善意に基づく行動なのでしょうが。
阪神・淡路大震災のとき、
ある自治体では支援物資の処分に2300万円もかかったとか。
被災地を応援する熱い気持ちは大切に、
効果的な支援をコツコツ続けていくことが大切なのですね。
何よりも効果的なのは物資ではなくお金のよう。
お金ならば、被災地の判断ですぐに必要な物資に換えることができるから。
物資よりもお金を寄付すべき
コンビニで寄付しています。