どこの学校を卒業して、
どんな企業に就職し、
そこでどんな地位にまでいったのか。
そんな物差しで人を評価する時代があったように思います。
人生100年時代とさかんにいわれるようになった今、
定年退職までの時間など、人生の通過点に過ぎなくなってきました。
65歳で定年退職、リタイアし、
仮に85歳まで生きるとすると、
小学生から大学までの16年間より長い20年という時間。
長寿社会となった日本では、
人生において前半戦と後半戦が生まれたようです。
人生の後半戦は、
おおむね前半戦をどう生きたかで決まるものなのかもしれません。
前半戦に、
様々な頼まれごとを嫌な顔をせずに気持ちよく引き受けてきた人は、
後半戦にも頼まれごとがやってくる。
前半戦に頼まれごとを拒否し続けてきた人には、
後半戦に頼まれごとはやってこない。
気持ちよく笑顔で引き受ける人と、
嫌な顔をして拒否する人がいたら、
どちらに頼むかは、、、、、自明の理だ。
「頼まれごとは試されごと」と言った人がいた
人生の後半戦を充実して生きるため、
頼まれごとを気持ちよく引き受けたいものです。
人とのかかわりで、人間は生きていけるものだから。