「冷戦後最大の軍事演習」を17日に終えたロシアと中国。
30万人を動員した演習には中国軍も3,200人参加。
この演習における「仮想敵」はどうなのでしょうか?
それは米国や北東アジアにおける同盟国。
米国とその「同盟国」といえば、もちろん日本と韓国。
でもロシアは、なぜ日本とも仲良くするのでしょうか?
これは、もちろん、日本からの「経済協力」狙い。
日本には、いろいろな「勘違い」があるようです。
そのひとつ「中国とロシアは、とても仲が悪い」というもの。
確かに、両国には、問題もあり、一番大きいのは、ロシアが中国を警戒している。
ロシアに近い中国東北3省の人口は、
なんと日本全人口に匹敵する1億2,000万人。
一方、ロシア極東の人口は、たった700万人。
中国からどんどんロシア極東に中国人が入ってきて、
「実効支配されてしまうのではないか?」という恐怖がロシア側にあるそうです。
中国のGDPは、約12兆ドル。
ロシアのGDPは、約1兆5,000億ドル。
その差は、実に8倍!
このままだと、ロシアは、中国に吸収されてしまうような勢い。
さらに、中国、ロシアの格差がますます開いてきている。
中国、ロシアは、一体化してアメリカに対抗する。
しかし、中国との関係でバランスをとるために、日本の存在も必要なのだそうです。