ここ最近人気の心理学。
アドラー心理学。
その提唱者アドラーによると、
人に好かれる人には、共通してみられる特徴があるそうです。
それは何か?
相手から何かを「とろう」とするのではなく、
むしろ自分から相手に何かを「与えよう」とすること。
例えば、
友人の誕生日には贈り物をし、お中元、お歳暮も欠かさない人。
旅行に行けば、必ず、お土産を買って来てくれる人。
自分がお茶を飲みたくなったときには、他の人のぶんまで買ってきてくれる人。
こういう人が、周りの人たちに嫌われるということは、想像できないですね。
「与える」人だから。
私たちは「与えてくれる人」が大好きなのであって、
そういう人とつきあいたいと思うもの。
「与える人」の反対は、「奪う人」。
奪う人は、ちょうだい、ちょうだいと何でも欲しがる人であり、
人から、物だけでなく、時間や、情報や、エネルギーを奪う。
与えるとは、物やお金だけでなく、
「ほめること」「喜ばすこと」「元気」「夢」「癒し」「愛のある優しい言葉」「笑顔」等々。
人を喜ばせ、幸せにする人なのでしょう。