アメリカ当局による発表。
9月メキシコから米国に家族で不法入国した人の数が「危機的」水準に達したと。
「危機的」とは?
2017年10月~2018年9月に米南部国境で逮捕された不法移民の数は、
先月の急増を受けて52万人を超えたという。
前年比で25%増加。
逮捕された52万人!
すごい数です。
9月に家族でアメリカに到着し、逮捕された移民は1万6658人に上り、
前月比で約900人、前年同月比で1万2000人近くそれぞれ増加。
これは単月として過去最高の人数だそうです。
ドナルド・トランプ大統領は、
メキシコとの国境に壁を作ると言ったり
中米からの移民流入を抑制する政策を推進しているけれども、
流れは止まっていない。
ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルからの移民が特に急増。
この3か国からの移民は母国でまん延する暴力と貧困を逃れた人たちという。
アメリカでの保護を求めて移民を目指している。
アメリカ南部の国境を目指してメキシコを抜けようとしている中、
トランプ大統領は、国境を閉鎖して不法入国を完全に阻止すると警告しているという。
人権のことを考えると、移民受け入れということも必要。
とはいえ、自国の治安、経済を考えるとNO。
難しい問題ですね。
日本は、海に囲まれ地理的条件により、恵まれている。