この世の出来事、現象はその人の見方しだい、考え方しだい。
ワインの入ったグラスひとつとってみても、
まだ半分ワインがあると思うか、もう半分しかないと思うか、
それは自分が決めることでしょう。
雨だといってなげくのか、それとも、
これで植物が育つぞと喜ぶのか。
日の光を浴びてうれしいと思うか。
それともまぶしいからといやがるのか…。
病気の最中にあっても、幸せだと思う人はいるし、不幸せを嘆く人もいる。
幸せだと思うなら、幸せだし、不幸だと思えば不幸。
幸せという現象があるのではなく、幸せと感じる人がいるだけ。
つまり、その人の考え方、捉え方によってこの世は変わってくるわけです。
バラ色で明るく見えるのか、灰色で薄暗く見えるのか。
この世がどう見えるかは、自分しだい。
自分が変わらなければこの世も変わらない。
この世界は、自分が見るようにしか見えないのですね。