「人間関係」と言ったとき、どんなものを想像しますか?
多くの人は、
家族・友人・仕事関係の三つくらいを思い浮かべるでしょう。
人間関係には、大きく2種類にわけると
「自分で決められる」関係と、「決められない」関係。
自分の好きな人とだけ、つきあっていればいいのであれば、
世界はストレスもなく、うまく回っていたかもしれません。
しかし、現実はそうではありません。
まず、家族・親戚は、自分で決められません。
夫婦の相手は別としても、
自分の親や生まれてくる子どもは、自分の意思では選べません。
仕事についても、勤め先の人間関係は、基本的に押しつけられるもの。
「この人と働きたい」と願っても、
思い通りにはならず、変な人・ウマが合わない人が、
たいてい一人くらいは混ざってしまいます。
そう考えると、
自分で決められる人間関係は、友人・知人くらいしかありません。
私たちは選択肢が少ない中で、人間関係をつくっていることに気が付きます。
だから、ウマの合わない人と「うまくいかないこと」があるのは、当然!?
『「決められてしまった人間関係」の中で、
どうやって幸せを見出すのかを考える、ことが重要のなのでしょう。
「どうしてあの人はこうなんだ」とイライラし、悩みながら生きるのか。
あるいは、その中で幸せを見つけていくのか。
悩ましいことですね。