あのグーグルは、
常に「10X(テンエックス)」、
「今の10倍の成果をあげよう」としている企業だそうです。
1割、2割の生産性アップではなく、いきなり10倍なのですね。
グーグルの社員たちが、誰よりも効率的に、
つまり「楽に」働けるよう、工夫をこらしている。
それも、作業を1分1秒短縮するといったレベルの工夫ではない。
10倍の飛躍を目指すからには、
仕事の仕方そのものを見直す必要がある。
その結果としてグーグルの急成長と、
世界にもたらしているインパクトの大きさは、まさに劇的なものです。
「インパクが大きい仕事をする」ときに大切なのは、
あれもこれもこなそうとするのではなく「ムダを捨てること」だという。
それは作業をがんばることではなく、むしろがんばらないことです。
がんばって手を動かす前に、落ち着いて頭を整理する。
頭に余裕がなければ、新しいアイデアや深い思考はできない。
求めるインパクトを得るために、
不要なものを「捨てる」決断が必要になる。
新しい価値というものは、いつでも「余裕のある頭」から生まれる。
「捨てる」は、生産性を実現するための、カギとなる。
不要な仕事を捨て、
やるべき仕事にフォーカスできれば、
グーグルのように「世界にインパクトを与える」仕事ができるようになるかもしれません。