長州、いまの山口県萩に生まれた幕末明治維新の武士
吉田松陰
私塾松下村塾で、幾多の偉人を生み出しました。
松下村塾のOBたちが、維新に火をつけたと言っても大げさではないでしょう。
その吉田松陰の教育法には、六つの原則があったと言います。
一. 自信をもたせる
二. 使命達成法を教える
三. 至誠で生きる大切さを教える
四. 勇気をもたせる
五. プラス発想
六. 約束を守る
“志を立てて万物の源となせ”
松陰がまず語ったのは、志を立てよ、ということだったといいます。
どんな道で役に立って生きるのか、まずその道を考えなさい、との意味。
人は、誰でも、この時代に、この場所に、生まれてきた何らかの意味がある。
何のために生まれてきたのかという、人生の役割。
それが人生の入口になるのだと、松陰は語ったのです。
役割とは、別の言い方をすると人から必要とされること。
長所の中に、自分の役割があるようです。