「素直さ」について。
相田みつを氏はこう語っている。
『そのむかし 道元禅師という方が、宗の国に渡り修行をされて得てきたものはただひとつ、柔軟心であったといいます。
柔軟心とは やわらかいこころのことです。
何物にも引っかからない素直な心のことです。
きれいな花を見たらきれいだなぁ…と素直に感ずる心のことです。
きゅうりにはきゅうりの良さを認め、なすにはなすの良さを認める心です。
たとえけんかをした相手のことでも、良いところは良いと認める大らかな心のことです。
そして、おかしい時には腹の底から笑い、泣きたい時には全身で泣く、それが柔軟心です。
心がやわらかいから素直に笑えるのです。
心がやわらかいから素直に泣けるのです。
心がやわらかいのは、心が若いことです。
柔軟心を持ちましょう。
いつまでも心の若さを保つために…』
いつまでも心身共に若くあるため、素直な心を持ち続けたいものです。