「ラポール」って聞いたことはありますか?
「ラポール」というのは、
フランス語で「架け橋」を意味する心理学用語。
上司と部下、同僚同士、売り手と買い手、先生と生徒、
家族など、どんな関係であれ、
ラポールができていないと、
どこかで心理的な距離感を
感じてしまそうです。
相手に話を聞いてもらい、
信頼してもらうためには、「ラポール」が必要ということです。
心と心に架け橋を渡す、つまり無意識レベルで
信頼関係・協力関係を築こうとすること。
ただ、
「信頼しているからよろしくね」と言葉をかけても、
ラポールが簡単にできるわけではありません。
「あいつはちょっと乱暴なところがあるけど、
なぜか長年付き合っている」
というような関係の方が、
ラポールができていると想像されます。
「なんとなく感じる信頼」の感覚こそが、
ラポールと呼ぶのにふさわしいもの。
ラポールとは、
相手が無意識レベルで受け入れ、
信頼し、協力しようとする状態なのですね。