アポイントメントをしていたのに、
相手が忘れて会えず、目的を果たせなかったことありませんか?
そこで、「自分が確認の電話を入れなかったからだ」と、
まず自分が責任を感じる人は、ゆくゆく大きな成長の可能性がある人でしょう。
相手に会えなかったのは自分のせいだと思えば、
次から事前の確認を欠かさないようになり、
そうすれば、二度と同じ不運にめぐり合うことはなくなるから。
反対に、「約束を忘れた相手が悪い」と人のせいにして終わりの人は、
その後も、繰り返し同じ不運に見舞われる可能性が高い。
責任を自分に求めないために、
先手を打っておくという発想ができないから。
もちろん、約束を忘れる相手が圧倒的に悪いでしょうが。
しかし、それをいくら嘆いてみたところで、
しくじってしまったことに変わりない。
ならば、たとえ相手が悪かったとしても、
「自分でそれを防ぐことはできなかったのか」と考えたほうがよほど良い。
だから、何か悪い状況に陥ったときには、
常にそのあらゆる原因を自分に引き寄せて、
自分でなんとかできなかったかと考えてみることが大切でしょう。
人の行動には、「現状打破の姿勢」か「現状維持の姿勢」の二つだそうです。
言い訳ばかりして何も動こうとせず、人のせいにばかりしている人は、「現状維持の姿勢」。
すべて自分が悪いと思い、必死で解決策を探し実践を重ねる人は、「現状打破の姿勢」。
現状打破の姿勢で人生を歩める人でありたいものです。