「怒りは相手を苦しめるのではなく、自分を苦しめる」
という仏教の教えがあるそうです。
怒りは、非常にやっかいです。
いくつになってもコントロールが難しくないですか?。
そして、怒ってしまったあとは、嫌な後味、悔やんだり。
力で圧倒し、相手に分からせようとしたり、自分の正しさを押しつけようとする。
そして、「自分を認めて欲しい」とか、
「なぜわかってくれないのだ」という気持ちが、
ゆがんだかたちで出てしまったのが怒り。
「アンガーマネジメント」という
1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングの方法があるそうです。
これは、怒らないことではなく
「怒りをコントロールすること」であり、「怒りと上手につき合うこと」。
「衝動をコントロール」すること。
衝動をコントロールするとは、「最初の6秒をやりすごす」こと。
よく、「腹が立ったら十、数えよ」などといわれるが、
間を置け、ということ。
怒りをコントロールする努力を重ねたいものです。