試してみてください。
拳を握りしめて、
歯を食いしばってください。
そして、重い家具を押している
自分の姿を想像してみてください。
これは特別な違和感なく簡単だと思います。
次に、拳を握りしめ、歯を食いしばった状態で、
カリブ海の島で穏やかな波の調べを聞きながら、
砂浜に寝ている姿を想像してみてください。
そうすると、拳を握りしめて
歯を食いしばっているのが難しくなりませんか?
どうしてこのようなことがおきるのか?
意志や注意に限らず、心と体の状態は
全て脳と関係があり、
脳によって決められているそうです。
体が精神活動と正反対のことをしていると、
意識を集中するのが難しくなるわけです。
実際に行動を起こす前に、
なりたい自分の姿や困っている状況を
変えることを頭に思い描くようにする
と脳が活性化し、スムーズな行動が
期待できるようです。