人は、
誰もが自分の自己重要感を満たしたいと思っているものらしい。
それは自分の心の奥底にある、
「自分は人より優れたものを持っている」、
「自分は価値ある存在である」、
「人から尊敬してもらいたい」という思いがあるからだという。
でも、
人は、どうしてだかは知らないけれど、
他人の欠点ばかりに目がいってしまうもの。
他人の自己重要感を満たそうとはしないもの。
他人の自己重要感を奪って、
自分の自己重要感が満たされることはありえない。
自分の自己重要感を高めてくれる人は、
「口をはさまず、最後までしっかりと聞いてくれる」、
「ニコニコしながら、まるごと肯定してくれ、認めてくれる」、
「心の底から褒めてくれる」、
「驚いたり、感動したりしてくれる」ような人なのかもしれません。
自己重要感をみたしてくれる人には、限りない魅力を感じるもの。
魅力は「与える人」にしか生じない。
人の話を聞くという「傾聴」、
あたたかな「笑顔」、
優しい愛ある言葉「愛語」、
すべて人に与える行為。
「与えること」が自分の自己重要感を高めることになるのですね。