教育世界一のフィンランド
フィンランドは、人口約550万人、北欧のあまり目立たない小国。
2000年代以降、PISAという15歳児童の学習到達度国際比較で、
読解力や科学的リテラシーなどの他分野において1位を獲得。
世界一の教育と日本でも注目されるようになったそうです。
フィンランドの教育の良さは、そのシンプルさにあるようです。
入学式や始業式、運動会などの学校行事なし。
授業時間は少なく、学力テストも受験も塾も偏差値もなし。
統一テストは、高校卒業時だけ。
服装や髪形に関する校則も制服もなし。
部活も教員の長時間労働もなし。
小学校では、教科書やノート、教材等も無償。
学級費やその他、諸費用はなし。
給食も、保育園から高校まで無料。
入学に際して、ランドセルや新しい服など高価な買い物は必要なし。
教科書や教材は学校に置いていくので、
小さな子どもが、毎日重いカバンを背に通学する必要はなし。
日本とは、大違いですね。
日本は、OECD諸国の中で教育への公的支出が低く、2018年は最下位だそうです。
学校のICT化も、国際的に見て遅れているようです。