アメリカや中国といったデジタル先進国では、
消費者にとって買い物は「面倒くさいもの」という扱いになってきているそうです。
実店舗に行くのは時間がもったいないから行きたくない。
ネットで予約できないような店には最初から行かない。
レジに並ぶのが面倒くさいから少しでも空いている店に行く。
商品が届くのを待ちたくないから、多少高くてもすぐに商品が届くECサイトを選ぶ。
こういった感覚が向こうでは当たり前になっているという。
日本でネットショッピングを利用する世帯が1割を超えたのは2005年のこと。
これまでスーパーやデパート、専門店で買い物をしていた人が、
ネットショッピングを利用するようになった。
ネット決済や電子マネーなど、
現金払い以外の決済方法で支払うようになった。
CDやDVDを買わず、レンタルショップにも行かず、
定額制の配信サービスを利用するようになった。
ネットオークションやフリーマーケットアプリで中古品を売買するようになった。
10年前とは明らかに買い物の仕方が変わっていますね。
私たちを待っているのが、「デジタルシェルフ」。
デジタルシェルフとは、
ショッピングサイトの商品一覧のように、
物理的な棚がデジタル上に置き換わっていくこと。
いわゆる「買い物」がなくなる。
それも遠い未来ではなく、近い未来のようです。